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パーマは、カールやウェーブがキレイに保てると人気となっています。
しかし、パーマには様々な種類があるため、
どのパーマを選べばいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、パーマの種類やそれぞれの特徴についてご紹介します。

パーマの種類について

パーマと一口に言っても、やり方や薬剤によって細分化されています！
パーマにはコールドパーマ（水パーマ）やクリープパーマ、
コスメパーマ、デジタルパーマ、エアウェーブなど様々な種類があります。
ですが実は、パーマのかけ方で見るとコールドとデジタルパーマの2種類のみに分かれます！
というのも、パーマの大きな違いは熱を加えるかそうでないかという点になります。
一般的なパーマのかけ方は2浴式と呼ばれるものとなり、1剤と2剤の薬剤を使用して行います。
この他にも、1浴式や用時調整2浴式などがあります。
しかし、どの形態であっても使用法はコールド式か加温式に分かれていて熱を使用するかの違いのみとなります。
コールドパーマは、熱を使用しないコールド式で一般的に広く使用されています。
コールドパーマのかけ方は常温で薬剤反応を利用してカールを付けるというもので、持続期間は2～3カ月となります。
濡れている時の方がカールがはっきりと出るので、
ワックスやムースなどのスタイリング剤をつけてウェットな雰囲気を出すとカールをキレイに保てることが特徴です。
反対に、デジタルパーマは、熱を利用する加温式です。
デジタルパーマは薬剤反応+専用器具での加熱処理を行うことでカールを形状記憶させています。
熱を使用する分、持続期間も約6ヶ月と長くなるのが特徴となります。
カールやストレートの状態がしっかりとつくため、乾いている時の方がカールがはっきりと出るのが特徴となります。
この他のクリープパーマ、コスメパーマ、エアウェーブという種類のパーマは、
コールドパーマとデジタルパーマから派生したパーマで、
クリープパーマとコスメパーマはコールドパーマの部類に入るため、専用器具での加熱処理は行っていません。
ただ、クリープパーマの方はスチームやホットタオルなどで加温する時間をプラスし、
よりはっきりとしたカールを出すことが可能です。
持続期間も約5カ月と長めとなっています。
コスメパーマは専用の薬剤を使用することで髪の毛の負担が少ないのが特徴となります。
持ちは短く2～3カ月となります。
コスメパーマはコールド式や加温式のパーマどちらにも使用可能です。
最近話題になっているエアウェーブはデジタルパーマと同じ部類で、低温加熱をしながらパーマをかけていきます。
持続期間は約5カ月となり、デジタルパーマよりも持ちはやや劣ってきます。

コールドパーマの特徴

コールドパーマ（水パーマ）の特徴は、髪の毛を濡らしたときに一番カールがしっかり出るという点です。
また、柔らかなリッジが特徴で、根元のボリュームアップをすることもできます。
コールドパーマとデジタルパーマとの一番の違いは、
デジタルパーマは施術の途中に髪の毛に熱を加えていきますが、
コールドパーマは薬剤のみを使用していて、熱を加えないという点です。
そのためコールドパーマは比較的、髪へのダメージが少ないと言われているのです。
コールドパーマは、デジタルパーマに比べ熱を当てない分髪の毛への負担は少なる傾向にありますが、
その分カールの持ちが持続しないというデメリットもあるので注意が必要です。
髪の毛のダメージ具合や髪質によっても、どちらが希望のヘアスタイルに合っているかが変わってくるため、
一度サロンのスタッフに確認をしてみてると良いでしょう。
また、コールドパーマは、髪の毛が濡れたときに最もウェーブが出ることが特徴となるため、
スタイリングの際には、1度髪の毛を濡らしてからスタイリングをするのがおすすめです。
髪の毛が乾燥しやすくなっている場合には、ヘアミストやヘアケア剤を付けてからドライヤーをしましょう。
パーマのカールを伸ばしてしまわないように、
ドライヤーで乾かす際には毛先をもって風を当てると綺麗に仕上がります。
セミロング以上の場合には、指でカールをクルクルとつくるようにして乾かすと良いでしょう。
その際のまとめる毛束の量によっても、仕上がりの質感が少し変わってきます。
スタイリングの際には、水分量をコントロールすることがコツとなります。
ヘアケア剤を使用したり、ムース系やクリーム系のスタイリング剤が使いやすく、
髪の毛がパサパサになりにくいのでおすすめです。
半乾きくらいのタイミングで付けると良いでしょう。
また、お風呂に入った後に髪の毛を自然乾燥するのは、痛む原因になるためやめましょう。
ヘアケア剤を付けた後にドライヤーで根元から乾かし、
乾かし終わった髪の毛にも洗い流さないトリートメントを使うのがおすすめです。

デジタルパーマの特徴

デジタルパーマ（形状記憶パーマ）は、ヘアアイロンで巻いたようなしっかりとしたカールが維持できると人気です。
デジタルパーマは、薬剤の力に熱を加えてウェーブを作るパーマです。
熱を加えることでパーマの形状がしっかりと記憶されるため、通常のパーマより持ちが良くなることが特徴です。
コールドパーマの逆で、水に濡れた状態ではウェーブは弱くなり乾くと形が出てきます。
ウェーブも取れづらく、コールドパーマの1.5倍、約3ヶ月から6ヶ月ほどは保つでしょう。
また、しっかりとしたウェーブができるため、スタイリングが楽になることがメリットです。
このパーマは根元がかけられないためロングがほとんどとなりますが、
ショートでも１０センチ程あればかけることができます。
熱変性をさせるので髪が若干傷みやすく、ダメージヘアの方にはあまり向いていませんが、
比較的カールの持ちが良いので、あまり頻繁にパーマをかけたくないという方にはおすすめのパーマとなります。
デジタルパーマは乾いた状態でカールが強く出るため、朝のスタイリングが少しでもラクになるように、
入浴後にドライヤーを使用して乾かしてスタイリングするのがおすすめです。
朝はクシで髪をとかし、寝ぐせがあれば直すと良いでしょう。
髪が傷んでいるとデジタルパーマが取れやすくなったり、パサつきのあるカールになるので、
ブロー前に洗い流さないトリートメントをつけるのがおすすめです。
特に痛みやすい毛先を中心になじませると良いでしょう。
夜にしっかりカールが出るようにしておくことで、朝はワックスをつけるだけでカールをキープすることができますよ。
頭を洗った直後などに髪が濡れている場合は、まずは根元を乾かし、その後毛先を乾かしていきましょう。
そのとき、指にクルクルと毛先を巻きつけながら乾かすことで綺麗なカールができます。