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美容室でできるパーマの種類 コールドパーマとホットパーマの違い

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パーマをかけたいけど、メニューを見ていると種類があって迷ってしまう。
自分にはどのようなパーマが合っているのか分からない。

そのようなかたのために美容室でできるパーマの種類をご紹介します。

パーマは大きく分けて2種類

パーマの種類は熱を使用するかしないかで大きく「コールドパーマ」と「ホットパーマ」の2種類に分けられます。

コールドパーマ

コールドパーマはパーマ液という薬剤のみでカールを付ける技術で、いわゆる「普通のパーマ」がコールドパーマです。

コールドパーマの特徴は

・濡れた状態でカールが際立つ、乾いた状態では柔らかいカールになる
・根元までかけられるためボリュームを出しやすい
・柔らかくふんわりとした質感を出しやすい
・もち期間は平均1~3ヶ月

ホットパーマ

ホットパーマは髪に熱を与えてカールをかけていきます。
代表的なものにロッドに電気コードが付いており熱を与えてカールを作る「デジタルパーマ」があります。

ホットパーマの特徴は

・髪が乾いた状態でカールが際立つ
・パーマがかかりにくい髪や縮毛矯正を行った髪におすすめ
・毛先中心に動きを出すのがメイン
・コテで巻いたようなはっきりとしたカールを実現できる
・コールドパーマよりも持ちが良い
・もち期間は平均5~6カ月

コールドパーマの種類

水パーマ

水パーマは髪の毛にスチームを当ててかけるパーマのことです。

通常のコールドパーマはアルカリ性の薬剤を使って髪の毛のキューティクルを開きますが、水パーマはスチームで髪の毛に水分を含ませキューティクルを開くのが特徴です。

また、スチームを当てることで髪の毛にうるおいを与え、パーマ液を浸透しやすくすることができます。
つまり、強い薬剤を使わなくてもパーマをかけることができ、施術時間も通常のコールドパーマよりも短く済むのもポイントです。

注意点は髪の毛の癖が強い方はかかりにくいのと、デジタルパーマや縮毛矯正など熱をかける施術をした髪にはかけることができない点です。

コスメパーマ

コスメパーマは化粧品として出されている薬剤で施術するパーマのことです。

パーマ液には髪の構造を切断する還元剤と再結合する酸化剤が含まれていますが、これらの成分がマイルドになっているものがコスメパーマです。
そのため、髪への負担が少なく、緩めのふんわりとしたニュアンスの仕上がりになります。

一般的にパーマはカラーリングと同じ日に施術はできませんが、コスメパーマであれば同日施術が可能です。

ただ、猫っ毛でボリュームのない方や髪が硬い方には向きません。
また、緩めのパーマが特徴ですのではっきりとしたカールが欲しい方には向きません。

クリープパーマ

クリープパーマは髪にロッドを巻いて薬剤を付けるところまでは同じですが、薬剤が作用した時点でいったん水洗いをし、ロッドに巻いた状態のままスチームや遠赤外線などを当てて15~20分ほど時間を置きます。

この置いている時間をクリープ期と呼びますが、クリープ期をおくことで髪の毛が安定したところで再結合させるため、コールドパーマよりも持ちが良く、髪への負担が軽減できるのがメリットです。

パーマがかかりにくい方や取れやすい方、パーマで傷みやすい方におすすめです。

ホットパーマの種類

デジタルパーマ

デジタルパーマは薬剤を付けてロッドで巻いた髪に熱を加え、カールを付けるパーマのことです。
電極が付いたロッドを巻き、電気の力でロッドを温めて髪に熱を加えます。

普通のパーマでは髪が乾いた状態ではカールが緩くなり、髪が濡れた状態でカールがはっきりとする特徴がありますが、デジタルパーマは乾いた状態でしっかりとラインが出るのが特徴です。
普段からしっかりとパーマの形を見せたい方はデジタルパーマがおすすめです。

デジタルパーマは固定力と定着力が高いため、パーマがかかりにくい髪質の方におすすめです。
また、パーマを長持ちさせたい方にも向いています。

一方で、熱を加えるため、根元近くにはパーマをかけることはできません。
そのため、根元からふんわり立ち上げるスタイルには向きません。

根元から立ち上がったスタイルをパーマで作りたい方はコールドパーマがおすすめです。

アイロンパーマ

アイロンパーマはパーマ液を塗布した髪にアイロン(コテ)を使ってカールを付けるパーマのことです。
主にロッドが使いにくいショートヘアやメンズヘアによく使われ、使うコテの太さによってニュアンスを変えることができます。

アイロンパーマのメリットは熱の温度設定を80度~200度まで調整できるので、髪の毛の太さ、硬さ、ダメージ具合などに合わせて調節できるため、安心して施術を受けられる点です。

また、ナチュラルなヘアスタイルを作ることにも向いていますので、直毛でお悩みの方は自然なくせ毛っぽいスタイルにすることも可能です。
毛先に少し動きを付けたり、自然な毛流れを作りたい方におすすめです。

パーマをオーダーするときのコツ

パーマは一度かけるともとに戻しにくいため、思っていたのと違う、ということにならないようにオーダーの際にはポイントを押さえることが大切です。

パーマはかける強さによって仕上がりが大きく異なります。
パーマのかけ方によっては髪が思っていた以上に短く見えてしまうこともあります。

言葉でパーマのニュアンスや髪の長さを伝えるのは難しいため、できるだけ写真を使って伝えた方が失敗を防ぐことができます。
ヘアカタログをいくつか持って行き、画像を見せながら美容師さんに伝えると、ぴったりのパーマスタイルにしてもらうことができます。

パーマのヘアスタイルを作るにはカットも重要な要素ですので、出来上がりの雰囲気は画像で共有することで理想のヘアスタイルに近づけることができます。

髪質と出来上がりのデザインに合ったパーマを選ぶ

パーマの種類について解説しました。

パーマは種類によって仕上がりのニュアンスだけでなく、かかりやすい髪質とかかりにくい髪質があります。
迷う場合は希望の仕上がりの雰囲気を写真で美容師さんに見せながら、ぴったり合ったパーマを提案してもらうと思い通りの仕上がりを実現しやすくなります。

パーマをうまく活用すると微妙なニュアンスヘアはもちろん、頭の形をパーマでカバーできるなど、メリットが多いので、ぜひヘアスタイルに取り入れてみてください。

石川県野々市市、金沢市周辺の美容室 Mazim(マジム)

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