美容室のあとに友人と会う約束やデートの予定を入れても大丈夫なのでしょうか。

美容室でカットやカラー、パーマのあとに予定を入れても大丈夫ですが、いくつか注意しておきたい点があります。

今回は、美容室のあとに予定がある場合の注意点やカット・カラーの施術時間の目安をご紹介します。

美容室のあとに予定を入れても良い?

結論から言えば美容室のあとに予定を入れても問題ありません。
ただし、いくつか注意点がありますのでご紹介します。

美容室のあとに予定を入れる場合は事前に伝えておく

美容室のあとに予定がある場合や急いでいるときは事前に担当スタイリストにその旨を伝えておきましょう。

施術内容によっては間に合わない可能性がありますので、事前に伝えておけば時間のかかる施術は中止するなどの対策ができます。

予定がある場合は予約日前日までに伝えておくのがベストですが、遅くとも当日のカウンセリングでは伝えるようにしましょう。

美容師の「このあと予定はありますか?」は大切な質問

よく美容室でサロンのあとの予定を聞かれることがあるかと思います。
これは美容師にとっては重要な質問で、お客さまに予定がある場合、施術が間に合うかどうかを確認しています。

予定を伺ったうえで間に合うように計算して施術をしたり、間に合わなさそうな場合は施術の変更を提案します。

反対に予定に余裕があるお客さまにはゆっくりと過ごしていただけるようにトリートメントの提案などを行うケースもあります。

サロン後の予定が分かれば、美容師も予定に合わせて施術できますので、遠慮なく予定を伝えてください。

予定がある場合はオーダーで悩まないようにする

サロン後に予定がある場合はオーダーで悩まないように事前に決めておくことが大切です。
カラーの色などで悩んでいると時間が足りなくなってしまいます。

色で迷っている場合やしっかりと相談してから決めたいなど、時間がかかりそうなときは別の日にゆっくり考えた方が安心な場合もあります。

予定がある場合はきれいにセットしてもらえることも

スタイリストにもよりますが、予定があることを伝えておくと、その予定に合わせてきれいにセットしてもらえることがあります。

シチュエーションに合ったセットでおでかけできますので、どのような予定かも伝えておくのがおすすめです。

カット+カラーの施術時間

カット+カラーで2時間が目安

美容室のカットの所要時間は30分が目安です。
カラーリングの所要時間は放置時間も入れて90分が目安ですので、カット+カラーで2時間は見ておきましょう。

カットは大幅なスタイルチェンジをする場合はその分時間がかかり、ミディアムからロングの方で数センチカットするだけであれば短時間で終わる場合もあります。

カラーの放置時間

カラーは種類によって放置時間が変わります。

色味によっても放置時間は変わり、暖色系のカラーは放置時間が長めに、寒色系のカラーは放置時間を短めにする傾向があります。

また、髪質や髪の状態によっても放置時間に幅があります。

おしゃれ染め…20～30分
リタッチ染め…15～25分
白髪染め…25～30分
ヘアマニキュア…15～20分
ブリーチ…5～30分

大切なイベントがある場合、カラー・カットは何日前がおすすめ?

結婚式や成人式、前撮り、デート、友人との集まりなど、大切な日の前のカラー・カットは何日前にするのが良いのでしょうか。

カットは前日でも特に問題ありませんが、カラーは早すぎると根元が目立ったり色落ちが気になるでしょう。
かといって、直前過ぎるとバタバタしてしまいます。

大切なイベント前のカラーリングはブリーチありの場合とブリーチなしの場合で次のような時期がベストです。

カラーリング後48時間以内はシャンプーを控えた方が良い

カラーリングのあと48時間はカラーリングの薬剤が働いている状態です。

この期間にシャンプーをするとまだ髪に機能しているカラーリングの薬剤が洗い流されてしまい、カラーのもちが悪くなってしまいます。

したがって、美容室でのカラーリング後48時間はシャンプーを控えた方がカラーの持ちが良くなります。

しかし、48時間もシャンプーができないのは辛い、という場合も多いかと思いますので、少なくとも24時間以上開けるために美容室当日のシャンプーは控え、翌日の夜からシャンプーをするのがおすすめです。

美容室の直後はシャンプーを控えることを考えるとイベント前日にカラーリングするのは現実的ではないと考える方が多く、イベントよりも2日以上前にカラーをした方が安心と言えるでしょう。

ブリーチなしの場合

ブリーチなしのカラーリングの場合、イベントの5日前～1週間前くらいに行うのがベストです。

特にいつもと違う色に染めたい場合はトラブルが起きてしまった場合にお直しができるように直前は避け、余裕を持ってカラーリングをした方が安心です。

反対にあまりにも早すぎると髪が伸びてきて根元が目立ちます。

人によりますが、2週間程度で髪は約5mm伸びます。
また、ダメージ具合によっては色落ちも早く、2週間も過ぎると染めたてとは色が変わってしまう場合があります。

そのため、カラーリングはイベントの5日～1週間前がおすすめです。

ブリーチありの場合

ブリーチありのカラーをする場合はイベントの直前がおすすめです。

大切な日はブリーチで派手髪にしたい、透明感のある色味にしたい、という方は多くいらっしゃいます。
しかし、ブリーチ毛へのカラーリングは特に色落ちがしやすく、短期間で褪色してしまう場合があります。

そのため、ブリーチありのヘアカラーをする場合はできるだけぎりぎりに、できれば前日にカラーリングをするのがおすすめです。

前日ではバタバタしてしまう、という方は美容室で相談して色落ちを考慮して染めてもらうと良いでしょう。

予定がある場合は余裕を持って予約を

美容室ではできるだけ時間通りに施術が終わるようにしていますが、混雑時などは時間が押してしまう場合もあります。

美容室のあとに予定がある場合は事前に伝えておくと、予定に間に合うようにスタッフで協力して施術をするか、間に合わないメニューは中止の提案などをしてもらえますので安心です。

また、事前に予定があると分かっているときは、余裕を持って予約をしておくようにしましょう。