-ヘアカラーの色落ちの原因 色もちアップはトリートメントがおすすめ-
せっかくのヘアカラー、できるだけ長く綺麗な色を保ちたいですよね。
しかし、さまざまな要因でカラーリングは褪色してしまいます。
カラーリングの色もちを良くするには、美容室でトリートメントを受けると効果的です。
今回は、ヘアカラーの色落ちの原因と、サロントリートメントの効果について解説します。
ヘアカラーの色落ちの原因
ヘアカラーのもちが悪くなる原因はいくつかありますが、主な原因にはシャンプー、ドライヤーなどの熱、紫外線、キューティクルのダメージ、自然乾燥などが挙げられます。
シャンプー
シャンプーは頭皮の汚れや髪に付着した汚れを洗い流しますが、実はカラー剤の色も落としてしまいます。
特に市販のシャンプーなどの洗浄力が強いシャンプーで毎日洗髪すると、より早く色落ちが進んでしまいます。
ヘアカラー当日に美容室で「今日はシャンプーしないでください」と言われた経験がある方も多いかと思います。
ヘアカラー剤は定着するまでにおよそ48時間かかるため、カラーリング直後にシャンプーしてしまうと色落ちが早くなってしまいます。
ドライヤー、アイロンの熱
ドライヤーやアイロンの熱も色落ちの原因です。
とくにアイロンは高い熱を直接髪に当てるため、髪にダメージを与え、ヘアカラーを褪色させてしまいます。
ブリーチで負担を与えた髪は180℃以上の温度で巻くと色落ちしてしまいますので、注意が必要です。
紫外線
ヘアカラーは紫外線でもダメージを受けます。
夏のお疲れ毛は実は髪に紫外線が当たり、ヘアカラーが褪色してしまったり髪そのものにダメージを与えてしまうこともあります。
髪には髪専用のUVスプレーなどで対策するようにしましょう。
キューティクルのダメージ
ダメージによりキューティクルが開いてしまうと色落ちする原因となります。
カラーリングやパーマなどアルカリ性の薬剤での施術もキューティクルが開く原因です。
キューティクルが開くと髪内部の水分や栄養が流出しやすくなり、パサつきやざらつきの原因となります。
自然乾燥
髪が濡れているときはキューティクルが開いた状態です。
そのため、濡れた状態のときは髪の毛から水分や栄養分、カラー剤が流出しやすい状態です。
また、濡れた髪は摩擦も大きいため、長時間濡れたままにしておくと髪の毛同士が擦れてダメージヘアになりやすくなります。
シャンプーのあと、自然乾燥はおすすめできません。
髪は濡れたまま放置せず、すぐにドライヤーで乾かしましょう。
ヘアカラーの色もちの期間
ヘアカラーが色もちする期間は、ヘアカラーの種類によって変わります。
・ヘアカラー(アクリルカラー)…1~2カ月程度
・ブリーチオンカラー(ブリーチ毛にヘアカラー)…2週間程度
・ヘアマニキュア(酸性カラー)…2~3週間程度
・カラートリートメント…1週間程度
美容室で行うヘアカラーはアクリルカラーが一般的です。
色もちは1~2カ月程度ですが、色味や髪のダメージ具合でもちに幅があります。
ヘアカラーの褪色防止にはサロントリートメントが効果的
サロントリートメントは髪内部とキューティクルを補修し、髪を健やかに整えることによって褪色を防げます。
サロントリートメントでは髪に必要なたんぱく質であるケラチンをしっかり与えたあと、キューティクルを整え、カラー剤の流出を防ぎ、髪内部に留まらせる効果があります。
カラーリング施術当日はもちろん、染めないときも月に1回程度のペースでサロントリートメントをしておくことでダメージが補修され、カラーリングが長持ちするだけでなく、髪にツヤをもたせることができます。
美容室のトリートメントの効果
毛髪補修効果
サロントリートメントは髪の内部に栄養成分とうるおいを浸透させ、髪の内側からダメージを補修します。
ダメージ補修効果によりカラーの色もちが良くなる効果が期待できます。
ダメージ予防効果
美容室のトリートメントのもう1つの効果は、髪の表面をコーティングして、キューティクルを整えるというものです。
キューティクルが整うとパサつきやざらつきが改善でき、滑らかで手触りの良い髪になります。
また、トリートメント剤で髪表面をコーティングすることで、ドライヤーやアイロンなどの熱から髪を守り、ダメージを防ぐ効果も期待できます。
美容室のトリートメントの手順
サロントリートメントは美容室によって種類も異なり、所要時間も手順も異なります。
一般的には次のステップで施術します。
①カウンセリング
②シャンプー
③トリートメント剤塗布
④放置
⑤流し
⑥ドライ・セット
①カウンセリング
カウンセリングでこれまでのカラー、パーマの施術歴や髪に関するお悩み、ご希望のほか、普段のお手入れの方法などをヒアリングします。
髪の状態もチェックし、最適なトリートメントを提案します。
②シャンプー
髪にトリートメントがしっかりと働きかけられるよう、シャンプーで汚れをしっかりと落とします。
トリートメントの内容によってはクレンジングシャンプーを使用し、髪に張り付いたシリコンなどの被膜を落とし、髪に何もついていない状態に整えます。
③トリートメント剤塗布
髪にトリートメント剤を塗布します。
システムトリートメントは複数種類のトリートメントを重ね付けし、栄養分を重ねていきます。
④放置
トリートメントを塗布したら、一定時間放置して浸透を待ちます。
また、スチームでトリートメントの浸透力を促進する場合もあります。
⑤流し
余分なトリートメントを流します。
シャンプーでトリートメントを洗い流す場合もあります。
⑥ドライ・セット
髪を乾かして、ブロー、セットをして完成です。
お好みでアイロンで巻いて、ヘアオイルなどで仕上げます。
美容室でカラー・パーマをするときはトリートメントとセットがおすすめ
カラーリングの持ちを良くするには普段のヘアケアに加えて美容室でトリートメントを行うのがおすすめです。
美容室のトリートメントは、カラーやパーマと同日に施術できますので、カラーリングと同時に受けると、薬剤でアルカリに傾き、負担を与えられた髪を弱酸性に戻し、ダメージを最小限に抑えられます。
美容室でカラーリング後に髪がキシキシしている気がする、という方はサロントリートメントがおすすめです。
石川県野々市市、金沢市周辺の美容室 Mazim(マジム)
Mazim(マジム)
住所:〒920-0947 石川県金沢市笠舞本町1-2-16
TEL:076-262-4838
営業時間・定休日:月曜日・第1火曜日・第3日曜日