ーヘアサロンで選べるパーマの種類は?オーダーするときのポイントも解説ー
ふわっとしたヘアスタイルやニュアンスのある毛先にこだわりたい場合、パーマがおすすめです。ヘアサロンでパーマをオーダーするときに、どのように要望を伝えたらいいか迷うこともあるでしょう。
パーマのオーダーは、イメージを伝えることが難しいだけでなく、パーマにいくつか種類があることも、オーダーを難しく感じさせる一因です。
ここでは、ヘアサロンのメニューにあるパーマの種類と、パーマをオーダーする際に知っておきたいポイントを解説します。
美容室で施術するパーマの種類
美容院で施されるパーマは、主にホットパーマとコールドパーマの2種類に分けられ、それぞれがさらに複数のスタイルに分かれています。
コールドパーマ
美容室で「パーマ」と呼ばれるものは、一般的にコールドパーマを指しています。コールドパーマは、パーマ液とロッドを使用してカールを作ります。
髪が濡れているときにはカールが強調され、乾燥すると柔らかいウェーブが現れることが、コールドパーマの特徴です。髪の根元から施術できるため、全体にボリュームを持たせやすく、ふんわりとしたスタイルを実現できます。
コールドパーマには「水パーマ」「コスメパーマ」「クリープパーマ」など、いくつかの種類があります。
ホットパーマ
ホットパーマは、パーマ液を塗布した髪にロッドを巻き、熱を加えることでカールをつくる方法です。コールドパーマよりも、しっかりとカールをつくれます。持続性が高いため、カールがつきにくい髪質にも適しています。
代表的なものとして、「デジタルパーマ」という電気コード付きのロッドを使用する方法があります。また、「アイロンパーマ」は、アイロンを使ってカールをつけることで、ホットパーマの一つとされています。
パーマを初めてオーダーする際のコツ
パーマは言葉でイメージを表現することが難しく、イメージしているものと異なるスタイルになることがあります。初めてパーマをオーダーするときに、失敗を避けるためのポイントを紹介します。
カットと同時に予約する
パーマをするときには、カットと一緒に予約することがおすすめです。同時に施術すると、スタイリストはパーマのイメージに合わせて、髪をカットできます。
事前に、パーマをかけたい部分と仕上がりのスタイルを決めておきましょう。パーマの位置によって、髪のシルエットや雰囲気が大きく変わります。パーマの位置が髪全体だとボリューム感のある柔らかなスタイルになり、毛先限定だと、動きが出てニュアンスが増します。
さらに、パーマは頭の形や髪の問題を解消する効果もあります。たとえば、トップにボリュームを出すことで、ペタンとなりがちな髪質をカバーできます。後頭部をふんわりさせると、頭の形をカバーできるでしょう。
イメージに合う画像を持参する
パーマは感覚的な要素が強く、言葉だけではニュアンスを伝えることが難しいです。そのため、スタイリストとの間でイメージをしっかり共有できないと、期待と異なる結果になるリスクがあります。
イメージを正確に伝えるためには、言葉だけで伝えるよりも、画像を見せることが効果的です。理想のスタイルを示す画像を3枚ほど準備しておくと、よりスムーズに意図を伝えられます。事前にインターネットで検索しておくと便利です。
どのようなスタイルが自分に似合うかわからない場合は、美容室にあるヘアカタログなどを利用し、スタイリストと相談して決めることもできます。
パーマのメリット
髪と骨格の問題を解消
頭の頂部が平らになる、自然なうねりやクセがある、後頭部が丸くないといった髪と骨格の悩みは、パーマで効果的に解消できます。
さらに、前髪がサイドに流れず前に落ちてしまうような問題も、パーマによって改善されることがあります。
湿気を利用したヘアスタイルにできる
湿度の高い日は、髪が膨張しやすく、ドライヤーで丁寧にブローしてもすぐに崩れて困る、という人は多いでしょう。
コテやカーラーで作ったカールは湿気を吸収すると崩れやすくなりますが、パーマだと水分によってパーマのラインが際立ちます。
湿度が高い雨の季節には、パーマだとヘアスタイルが持続しやすくなり、スタイリングが簡単になります。
プールや海でも、ヘアスタイルを保ちやすいです。
一つに結んでおしゃれに
パーマで髪にカールができていると、簡単に一つに結ぶだけでおしゃれなアレンジが楽しめます。
パーマをしていない髪を一つに結ぶ際、事前に軽くコテでカールを加えると、おしゃれなヘアスタイルに仕上がります。しかし、毎回コテを使用するのは、手間と感じる人も多く、パーマがおすすめです。
パーマがかかった髪は、自然に落ちるおくれ毛もスタイリッシュに見せてくれます。
パーマのデメリット
ダメージのリスクがある
パーマやカラーリングには化学薬品が使用されるため、髪にダメージをあたえることがあります。
特に、使用するパーマ液が髪質に合わない場合、ダメージはさらに大きくなります。そのため、カウンセリングを徹底して、髪に合った薬剤を使用してもらえるヘアサロンを選ぶことが大切です。
カラーとパーマの同時施術ができない
原則として、パーマとカラーリングを同じ日に行うことはおすすめできません。これは、どちらの施術も薬剤を使用するため、髪への刺激が強く、髪へのダメージが大きくなるためです。
ただし、コスメパーマや化粧品タイプのカラー剤など、化粧品として扱われる薬剤を使用する場合は、同時に施術できます。これらの薬剤を扱っているかどうかは美容室によって異なるため、事前の確認が必要です。
パーマとカラーを両方行う予定の場合は、最低でも1週間の間隔を空け、パーマを先に施し、その後カラーを行うのが、色の発色も良くおすすめです。
まとめ
パーマは単にふんわりとしたスタイルを演出するだけでなく、髪や頭の形の悩みを解消する効果もあります。また、スタイリングを簡単にすることも、パーマのメリットです。
パーマ施術での失敗を避けるためには、スタイリストとの間で希望するイメージをしっかりと共有することが大切です。ヘアサロンを選ぶ際には、カウンセリングをしっかりと行うサロンを選びましょう。
石川県野々市市、金沢市周辺の美容室 Mazim(マジム)
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